銀塩カメラの日々と由無し事 

徒然なるままに日暮PCに向かいて心に浮かびゆく銀塩カメラの由無し事をそこはかとなく書きつくるブログです。

ФТ-2  

あるひ なにか四角い箱を手に入れた

ФТ-2 01

開けてみます

ФТ-2 02

何かの計測機器のようですが、カメラです

本では見た事がありましたが、本物は初めて見ました

ソ連製のパノラマカメラKMZ FT-2です
ソ連のパノラマカメラといえばホリゾントなどが有名ですが、このカメラはその先祖筋に当たるカメラです

普通に買うとエントリークラスのデジイチぐらいの値段のようですが、申し訳ないくらいお安く手に入れてしまいました

ФТ-2 05

銘板を見るとキリル文字でFT-2と書いてあります

Industar-50 F=5CM 1:5
これはレンズの名前ですね

レバーの位置でシャッタースピードが変わるようです
3速しかないし、絞りはないみたいなので、露出は3種類しか選べないっぽい

ФТ-2 03のコピー

見た目は変なカメラですが、操作系は意外に単純です
巻き上げて、シャッタースピードを決めて、チャージして、レリーズするだけ
セルフコッキングではありません
巻き上げとシャッターチャージは別です

ФТ-2 04

これは1/100

パノラマカメラには、フィルムカメラ末期に流行った35mm判の上下を削っただけのなんちゃってパノラマもありますが、本物のパノラマカメラはシャッタースピードを決めるに

1.レンズの動き速度一定で、スリット幅で決めるか
2.スリット幅一定で、レンズの回転するスピードを変化させるか

のいずれかになります
FT-2は後者でシャッタースピードを変えているようです
新しいカメラは絞り値を変えられるものもあるようですが、持ってないので、実際どういう構造かは知りません

ФТ-2 07

カウンターです

ФТ-2 08

フィルム室を覗くとスプロケットがあります
フィルムのパーフォレーションを使ってカウンターを回す仕組みのようですが逆回転防止の方策は取られていません

なんの抵抗もなくクルクル回ります
このカウンターが結構トラブルのもとで・・・

ФТ-2 15

チャージ中はレンズのスリットは開いていませんが

ФТ-2 16

レリーズ中はスリットが開きます
レンズの開放F値が中途半端なのは、この構造が理由のようです

が、この個体はレリーズ時にレンズターレットが時々途中で止まります
長期使用していなかったため、油切れ気味のようです
スリットが開いたまま止まるのではフィルムは駄目になってしまいます




で、開けます(笑

ФТ-2 09

シャッターチャージレバーを外し、ネジを6本外すと上部が外れます

ФТ-2 10

右が上部の裏側です。逆ハの字がシャッタースピードを制御するネジです
左は本体で、真ん中の丸いのがレンズターレットです

ターレットの軸の部分をジッポオイルで清掃したところ、ターレットが途中で止まらず最後まで走りきるようになりました
シャッタースピードはそれなりに変化しているようです




使える目処が立ったので、試写にでも行きましょう

ФТ-2 11

フィルム室はごつい金具で留めてあります

ФТ-2 12

巻き戻し機構がないので普通の35mmフィルムではなく専用のフィルムカートリッジが2個必要です
しかしフィルムカウンターを動かすのに35mmフィルムのパーフォレーションを使うので、当時は自分でフィルムを詰め替えて使っていたのでしょうか

今は、もちろんフィルムを詰め替えて使いましょう

ФТ-2 13

レンズを扇型に動かすことでパノラマ撮影を可能にしているので、フィルムゲートはすごいことに

フレームは24×110mmのようです

ФТ-2 14

スプロケットにパーフォレーションを噛ませるときに、カウンターをうまい具合にしておかないと、何枚撮ったのかわからなくなります
しかもカウンターはなんの抵抗もなくクルクル回るので、カメラを傾けながらフィルムを装填していると勝手に回って訳が分からなくなります

ФТ-2 17

シャッタースピードレバーの組み合わせの中には、この組み合わせはないのですが、この組み合わせでもシャッターは切れます
1/100よりも遅いようですが、スピードの記載はweb上には見当たりませんでした

ФТ-2 18

これはなんなのか・・・

いろいろ調べてみると、どうもシャッタースピードを調整するもののようですが、どうやって調整するのかよく分かりません
後期モデルにはないそうです
シャッタースピードは問題がなさそうなので、今回はいじらず

ФТ-2 19

ファインダーはこんな感じで、どこが撮れるのかさっぱり分かりません

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category: panoramic camera FT-2

Posted on 2017/08/30 Wed. 12:33 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

ぶら撮り 

201707 NikonF kodak200 20 NikkorH 50mm f2_R

NikonF / NikkorH 50mm f2 / kodak200 NikkorH 50mm f2
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category: 一眼 Nikon F System

Posted on 2017/08/28 Mon. 23:11 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

Kodak DC260とは 

新宿のレモン社のジャンク箱を漁っていたら、なんか立派なセットを発見(CFカードは自前です)

DC260 01_R

Kodak DC260 Zoomって書いてあります

DC260 02_R

メディアはCFカードでしょうか

DC260 03_R

うれしい単三電池駆動

いろいろ調べてみると、駆動時間は恐ろしく短いそうなので

DC260 05_R

セットなので、ACアダプターが付いてました

さて、動作確認です

DC260 06_R

最初は挙動がおかしかったんですが、なんとか起動に成功

まず、日時設定画面が出ました
1998年です

DC260 07_R

メニューはカラフルでかわいいんですが、設定できる内容はそれほど無いみたいです

DC260 04_R

古いデジカメにはみんな付いてました。光学ファインダー

DC260 08_R

レンズはEktanarと立派な銘が入っています
おそらく35mm換算38-115mm f3.0-4.7の3倍ズーム

DC260 09_R

いまでこそ、どのメーカーのデジカメでもアイコンはだいたい同じだし、操作系も一般的なところは似たり寄ったりですが・・・

なんか、個性的な操作系・・・

DC260 10_R

当時は10万円を超える、ハイエンドデジカメだったようですが・・・
今は300円・・・

レモン社のおじさんも、動くかどうかわからないよ、動いても書き込みができるかわからないしね、当時のデジカメだから全く実用にならないよ、と・・・
良いんです。カメラ変態ですから・・・

で、電源は入るしCFカードに書き込みもできるのですが、PCで画像が読み込めません

当時は1GBの記録媒体なんてなかったろうから、CFカードが対応していないんだと思うんだが、KodakのHPにも容量の事はなにも書いてない(カメラ自体のHPはまだ残っている)
昔はCFカードも色々持っていたんだけど、どこかに行っちゃったし・・・

ちなみに、PC watchの紹介記事によると・・・
「パーソナル機で初めての160万画素(有効画素数159万画素)モデル。しかも、3倍ズームを搭載しており、さらにデジタルカメラ用OSである「Digita」を採用した最初の市販モデルとなる」
「CCDは1/2インチの原色系正方画素の160万画素タイプ。しかも、有効画素数でも1,536×1,024ピクセル(約157万画素)、かなりの高画素モデルといえる」

と、相当ハイスペックなカメラだったようです

ネット上では、DigitaOSのプログラミングの情報もあるみたいで、いろいろカスタマイズできたみたいですが、おとにゃんにはその知識はないし、そもそも現役で使えるカメラではないので、ね


さて、CFカードどうしようか、と思っていましたが・・・

ちょうどTwitterでカズさん@kazz045が小容量CFカードを沢山お持ちとのことで、分けていただきました

P0002258.jpg

やっぱり、1GBは対応していなかったようで、8MBは大丈夫でした
上のCFの写真はDC260のファーストショットです

DC260 11_R

あれっ?
日本製だったんだ・・・

普通に使えるんだけど、このカメラどうしよう・・・
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category: カメラ

Posted on 2017/08/25 Fri. 22:25 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

 

201707 leica3c jupiter8 silver FP4 04_R

LeicaIIIc / Jupiter8 5cm f2.0 / Ilfprd FP4+
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category: 35mm Leica

Posted on 2017/08/22 Tue. 23:26 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

青いトマト 

201704 F501 velvia100 15 Tamron28-75_R

激安軽量のf2.8通しのレンズとして一時人気だったレンズA09です
D700の常用レンズとして買ったんですが、最近使ってなくて

絞りリングがあるのを思い出したので、F-501に付けてみました

Nikon F501/ TamronSP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09) /velvia100
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category: 一眼 Nikon F System

Posted on 2017/08/19 Sat. 23:52 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

出入口に付き 

201707 leica3c jupiter8 silver FP4 10_R

出入口はどこに?

LeicaIIIc / Jupiter8 5cm f2.0 / Ilfprd FP4+
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category: 35mm Leica

Posted on 2017/08/16 Wed. 00:05 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

夏空 

201707 NikonF kodak200 22 NikkorH 50mm f2_R

NikonF / NikkorH 50mm f2 / kodak200 NikkorH 50mm f2

色々事情があり、ゆっくりと復帰中です
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category: 一眼 Nikon F System

Posted on 2017/08/13 Sun. 12:20 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

ルビテル試写 

ピント調整したので、確認のため臨時出勤の帰りにぶらぶら

201708 lubitel166 Tmax100 07_R

なにせピーカンだったので、シャッタースピード1/250で絞りは8か11とかなり絞って撮影

201708 lubitel166 Tmax100 01_R

もともと絞り気味で撮影する前提のカメラなので、ピント的にはこんなもんで良いのではないかしら

で、各写真の上の方に光線漏れが結構目立つ

各部を見てみたが、レンズボード周り(レンズボードじゃないけど)に光線漏れはなし
フィルム室はサイドは前所有者がモルト代わりに毛糸で遮光していたようだが、なぜかピントフード側(上)とヒンジ側(下)は遮光なしなので、そこからの光線漏れではなかろうか
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category: カメラ

Posted on 2017/08/07 Mon. 13:58 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

Lubitel166Bの整備 

久しぶりにカメラのボディが増えた

lubitel 01_R

ずっと昔から、機会があれば使ってみたいと思っていたソ連のカメラ
昔は高かったんだけど、カメラのムックと同じくらいの値段だったので、ちょっと試してみるつもりで購入

lubitel 02_R

有名なスメナ8MのレンズはT-43だったが、これはT-22
レンズ周りも同じような意匠

lubitel 03_R

シャッターチャージ後のレンズ周り
左からシャッターチャージレバー、シャッターレリーズレバー、シンクロ接点、絞り設定レバー、シャッタスピード設定レバー
シャッターチャージ後のチャージレバーとレリーズレバーが近すぎてシャッターレリーズがやりにくい・・・

lubitel 03_1_R

ピント合わせは古いリコーフレックスと同じで、歯車式
シャッタースピードは最速1/250まであるので意外に使える。遅い方は1/15までで、普段使いではこれで十分

ルビテルシリーズの晩期のものは、共産主義末期のため組み立て精度が悪いとの評判があるので、念のためテイクレンズでピントが出ているか確認してみたんだが、無限遠どころか、そもそもどこにもピントが合わなかった

ヘリコイド一周以上ズレているという・・・

lubitel 12_R

距離指標はビューレンズの方にあるが、どういうわけか、1.4、2、2.8、4、5.6、8、11・・・と絞り値みたい

ビューレンズの方は距離が合っているみたい。テイクレンズの方に距離指標があると良かったんだが・・・

lubitel 04_R

レンズが汚くて、シャッターもオイル切れでギスギスしていたので、バラすことにする
テイクレンズのユニットはどこにも連携がないので、フィルム室側のネジ4本を外すと・・・

lubitel 05_R

ボロっと外れる

lubitel 07_R

ピントは前玉回転式
ストッパーが無くグリスも緩かったので、くるくる回すと簡単に外れてしまう

ピントが合ってたら、いらないピント合わせをやり直さなければならなかったが、どうせピントがメチャクチャなので、全然気にしない

lubitel 08_R

レンズの汚れは前玉の裏だったので、ついでに清掃

lubitel 09_R

レンズシャッターにありがちな構造なので、どんどんバラす
上の方の切欠きが調速を担っている

lubitel 10_R

シャッタースピード関連の上の方のギアと、右下のセルフタイマーを洗浄しておく

lubitel 11_R

ファインダーも汚くて、清掃した
分厚いコンデンサレンズが入っているのでものすごく明るいのだが、ピント合わせは真ん中のすりガラスでしかできない

清掃したがピントの山がわかりづらいし、ちょっと斜めから見るとすぐに周りがケラれるし、どこまでが写るのかさっぱりわからない

で、テイクレンズのピントはルーペで無限遠と5.6m、2mでだいたい合うように調整して、試写に行ってきましたとさ

試写は次回
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category: カメラ

Posted on 2017/08/06 Sun. 23:43 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

スナック? 

201707 leica3c jupiter8 silver FP4 03_R

スナックじゃなかった

LeicaIIIc / Jupiter8 5cm f2.0 / Ilfprd FP4+
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category: 35mm Leica

Posted on 2017/08/03 Thu. 22:15 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

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