銀塩カメラの日々と由無し事 

徒然なるままに日暮PCに向かいて心に浮かびゆく銀塩カメラの由無し事をそこはかとなく書きつくるブログです。

現場にて 

Kiev 50mm Tmax 201011006

訪れた日は仕事は休みでしたが。

Kiev 50mm Tmax 201011013

自販機も今日は休み。

Kiev 50mm Tmax 201011012

大分アンダー気味のようで、ちょっとダイドー風・・・

Kiev4 Jupiter-8M 50mm f2.0 Kodak T-max100
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category: 35mm Kiev4

Posted on 2010/11/28 Sun. 00:07 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 8

Poor Man's Contax  

先日、名古屋に出張に行ったときに定点観測所のトップカメラで妙に安いKievを見つけました。
他のキエフが7、8000円するところが標準レンズ・革ケースつき4500円也。
もともとキエフ狙いでカメラ屋に行ったわけではなかったので、触らせてもらっても使い方が良く分からず・・・ 店員に聞いても使い方は知らず・・・ 

何とか店頭で大雑把に一通り使えるようになりましたが、大きな異常は見られません。
外見が若干ぼろいのと、前玉に擦り傷が大目なくらいだったので、連れて帰ってしまいました。

露出計は動いてはいるみたいですが、使い方が理解できず正常なのかどうかは分かりませんでしたが動いていないものの方が多いといううわさだったので正常なら儲け物w

R0010858.jpg

おとにゃんが手に入れたキエフはKiev4前期型と思われる個体です。
「と思われる」というのは・・・
セルフタイマーレバーの意匠が後期のtype2以降のもので、シャッタースピードの最速が本家コンタックスと同じで前期型以前の1/1250となっており、シリアルナンバーからは1973年の製造で、どうも端境期のもののようです。

購入時にはKievの露出計の付いた人気の無いほうの奴、程度の理解しかありませんでしたが・・・

見た目はあまり変わりませんが、コンタックスから袂を分かった後、キエフはこまごましたヴァージョンアップ(ダウン?)が繰り返されています。詳しくはKIEV NOTEさまの解説をご覧になるのがいいとは思いますが、
余計なおせっかいとは重いながら簡単に説明すると・・・

ソ連がコンタックスの設備を接収し、ソ連主導で生産されたのがContaxIIを母体としたKiev2です。銘版がキリル文字のみで露出計はありません。
Kiev2に露出計を載せたのがKiev3です。ContaxIIIを母体としています。
Kiev2から改良されたのがKiev4A、Kiev3から改良されたのがKiev4。
シャッター最速を1/1000に落すなどコストダウンが図られたのがKiev4、4aのそれぞれtype2となっています。1980年代までは更にコストダウンが進みKiev4AM、Kiev4Mまでこの基本設計で生産されています。コンタックス・キエフの系譜は、最後はソ連型の発展を遂げたKiev5で終焉を迎えます。

R0010864.jpg

一応露出計の針は振れるみたい・・・

R0010874.jpg

うわさの鎧戸シャッター。あたりまえだがリボンはまだ切れていない。
これで1/1250は無理なんじゃないか・・・

キエフは見た目がカメラ然としているので油断してしまいますが、現代のカメラとは違う操作系です。現代のカメラがいかにライカを範としているかがよく分かります。
コンタックス・キエフはさながらカンブリア紀に滅びた生物のようです。



突然キエフに遭遇してもうろたえないように、各部を予習しておきましょう(笑

R0010866-1.jpg

緑の矢印がシャッタースピードダイヤル。持ち上げて任意のスピードのところに落とし込むタイプです。
コンタックスがライカより優れていたと主張する最速1/1250です。本当にスピードが出ているのかは知りませんが(笑
シャッタースピードの変更はチャージ後がよいという意見とどちらでもいいという意見があります。
ただチャージ後はより遅いスピードに変えようとするとダイヤルが重くなりあまり精神衛生上良くありませんでした。

赤はシャッターボタンです。長時間露光用にシャッターロック機構が付いています。
フィルムカウンターは手動設定の加算式です。


R0010867-1.jpg

標準レンズのピント合わせはもちろんレンジファインダーですが、なんと鏡胴には距離ヘリコイドがなく、ヘリコイドはカメラ側にあります。ピントを合わせる方法は2つあって、カメラ右のダイヤルを回すかレンズをまわすことで合わせます。同じようにコンタックスに範をとったNikonSと同じですね。

レンズの着脱のことがあり無限でロックが掛かってしまいます。赤はロック解除ボタンです。2箇所あります。実はレンズの着脱方法ががまた不思議なんだな・・・


R0010865-1.jpg

最初良く分からなかった露出計のダイヤルはカメラの左にあります。意匠はコンタックスそのままです。
一番外側のリングにはシャッタースピード(緑)、二番目のリングには半分にフィルム感度(紫)、もう半分に絞り値(赤)が書いてあります。
一番内側のリングには矢印が書いてあり動きません(真ん中は巻き戻しノブです)。

まずフィルム感度(紫)を矢印に合わせます。フィルム感度はソ連式のGOSTです。65と130の間がISO100、130と250の間がISO200、250と500の間がISO400位のようです。
フィルム感度をあわせると、絞り値は固定されます。
後はメーターを見ながら一番外側のシャッタースピードダイヤルをまわして、メーターの真ん中のダイヤ型のマークに針が来る絞りとシャッタースピードの組み合わせが適正露出です。もちろん露出計は連動していないので絞りとシャッタースピードは別にあわせないといけません。
写真のところだとf4のSS 1/125になります。

この露出計のいけてないところはEV9未満にはダイヤルが回らないことです。日中屋外でしか使えません。上はEV17位までいけるのに・・・

あまり実用的ではありませんが、この個体の露出計はほぼ正常でした。
それにしてもこのダイヤル格好いいなあ・・・

Kiev 50mm Tmax 201011016

Kiev4 Jupiter-8M 50mm f2.0 Kodak T-max100

で、ざっと撮ってまいりました。時々光線漏れしているようですが、クラシックな感じということで(笑
レンズの傷もあまり影響はないみたいです。

当時のキエフは、バルナックライカコピーのFedやZorkiとは違い、ただのコピー商品ではなかったのです
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category: 35mm Kiev4

Posted on 2010/11/27 Sat. 14:50 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 6

カメラ女子 

作成中です。

om2n 28mm trix400

どうもピントを合わせないといけないということまでは理解できたよう・・・

OM2 28 TriX 2010 10018

ただし、時々勝手にミラーアップしてしまう。さすがに自分でレストアするのは荷が重いので思案中です。

Olympus OM-2N G.ZUIKO Auto-W 28mm f3.5 kodak Tri-X 400
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category: 一眼 Olympus OM system

Posted on 2010/11/23 Tue. 22:07 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 16

陰影2 

C35 TriX 2010 10035

これはパシフィコ横浜だな

Konica C35 Flashmatic HEXANON 38mm F2.8 kodak Tri-X 400
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category: 35mm KonicaC35

Posted on 2010/11/19 Fri. 17:30 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

陰影1 

C35 TriX 2010 10036

ここどこだっけ・・・

Konica C35 Flashmatic HEXANON 38mm F2.8 kodak Tri-X 400
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category: 35mm KonicaC35

Posted on 2010/11/18 Thu. 23:32 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

遠く遠く 

C35 TriX 2010 10027

なんだか遠くに行きたい・・・

C35 TriX 2010 10004

ようやくAPEC終わりましたね。結果はともかく・・・

Konica C35 Flashmatic HEXANON 38mm F2.8 kodak Tri-X 400
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category: 35mm KonicaC35

Posted on 2010/11/15 Mon. 21:53 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 6

横浜雑景 

APEC開催記念です。

C35 TriX 2010 10014

一月ほど前に行ったのですが、すっかりAPECモードでした。

C35 TriX 2010 10019

お疲れ様です・・・

Konica C35 Flashmatic HEXANON 38mm F2.8 kodak Tri-X 400

こんなに小さいのにピントも合わせられて写りもよい。とっても良いカメラです。
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category: 35mm KonicaC35

Posted on 2010/11/11 Thu. 00:31 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 8

変態一直線! ボルタ判とラピッド判・・・ 

ボルタ判のスプールを2本手に入れました。ベスト判に続く絶滅フォーマット第二段です・・・
なんか調子に乗っているようです(笑

カメラも手に入ったことなので、早速フィルムを調達しましょう。

bolta and rapid-01

裏紙が無いので、ブローニーの裏紙から切り出します。

bolta and rapid-10

ボルタ判の幅は35mmフィルムとまったく一緒なので、裏紙はスプールに巻いたまま35mmフィルムで高さを確認しながらカッターで切っていきます。

bolta and rapid-02

今回使用するHobix Juniorは28mm×28mmのスクエアフォーマットです。
ボルタ判のフィルムの裏紙にはもともとは31mmおきに数字がふってあるようですが、それでは余裕がなさそうなので32mmおきに数字をふってみました。

bolta and rapid-03

フィルムのほうは切る必要がありません。楽ですね。
ブローニーの裏紙にフィルムの始まりの跡が残っていたので、そこにテープで貼りましょう。
フィルムの終わりはテープで固定しません。

24枚撮りのフィルムを全部巻いてしまうと、スプールからはみ出てしまいます。
無理せずオリジナルと同じ12枚分で収めておくのがよいと思います。

bolta and rapid-04

ここからはダークバッグがないとどうしようもありません。
このなかで裏紙とフィルムをいったんすべてスプールに巻いたあと、裏紙の数字が1から始まるようにもう一本のスプールに巻きなおしてフィルム準備完了です。

bolta and rapid-05

フィルムが余ったので、残りはラピッドのカートリッジに詰めました。
ごそごそ探したら、ペンティが出てきました(笑

非連動セレン露出計が付いているペンタコン・ペンティIIのほうです。
ファインダー内に露出が表示されるので便利です。暗くて指針が見えませんが・・・
レンズはDomiplan 30mm 1:3.5
シャッタースピードはB、1/30、60、125

bolta and rapid-06

ボルタ判もラピッドも遮光に不安があるので、使う時までアルミホイルで包んで遮光します。

bolta and rapid-07

HobixJuniorのレストアです(笑
レンズが汚かったので掃除しました。
単玉です。絞りとレンズが一体化してます。絞りは8くらい?

bolta and rapid-08

シャッターはエバーレディーです。いくらでも切れます。シャッタースピードは1/30~1/100の間かしら・・・
バルブもフラッシュ接点もありますが、完全にトイカメラです。

週末、出張で名古屋に行くのでそこで試写かしら・・・
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category: ボルタ判 HobixJunior

Posted on 2010/11/08 Mon. 23:10 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 8

温泉饅頭 

せっかく伊香保温泉に試写に行ったのですが、あの階段に着く前にフィルムがなくなってしまったのです・・・

gelto rollei 80S 2010.10-08

GELTO modelII Grimmel Anastigmat 5cm f/3.5 Rollei80S
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category: ベスト判

Posted on 2010/11/05 Fri. 19:13 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

実感:Nikonの一眼が如何にすばらしかったか 

それにしても、身も蓋も無い題名ですが・・・(笑

今まで、うちにはキヤノンのカメラは、ブログアップ用のPowerShotA590ISしかありませんでした。
キヤノンダイアル35やデミには魅力を感じないわけでも無いですが、基本キヤノンは持って無かったです。

そんなおとにゃんですが、あちらからキヤノンが転がり込んできたので、まあ仕方ありません・・・

CanonFP-11.jpg

ブツはキヤノンFPです。
写真ではきれいに見えますが、積年のゴミやらヤニやらですごいことになってます。

キヤノンにはまったく興味が無いのでFPがどんなカメラかなんて知りませんでした。
とりあえず分かっていることは

1.レンズがゴミだらけカビだらけ
2.スロー動かず
3.ファインダー汚れ&プリズム腐食

早速きれいにしてやりましょう。


1.レンズはCanon Lens FL 50mm 1:1.8です。なんというそっけなさ。もうちょっとレンズの名前は大切にして欲しいものです。

CanonFP-01.jpg

型通り銘板をはずすと

CanonFP-02.jpg

レンズ本体が露出します。カニ目もありますが、まずはその外側を回します。

CanonFP-03.jpg

前群が外れるので、そのあとカニ目を回してやると前玉が分離します。

CanonFP-04.jpg

前玉裏にカビがあったのできれいに拭き取ります。


2.次はスロー粘りです。とりあえず底板をはずしてみましょう。

CanonFP-05.jpg

予想通り、ガバナは小さい穴からわずかに見えるだけで、とてもベンジンで洗えるスペースはありません。

CanonFP-06.jpg

ガバナを清掃するには本当はミラーボックスを下ろさないといけないと思うのですが、おとにゃんは面倒くさかったので・・・
スローはこんなところにありました。ここからベンジン攻撃です。

部品をはずさずベンジンをかけると回りの部品にベンジンが回って動かなくなることがあるので、よい子はミラーボックスをはずしてガバナを分離してからやりましょうね。
まねをして動かなくなってもおとにゃんは知りません。


3.ファインダー汚れ、プリズム腐食
覗いた感じでは、プリズムとフォーカシングスクリーンの間にカビが生えているようです。
それ以外にも全体的に霞がかかっていてマットの部分での構図がさっぱり分かりません。
腐食はお約束のモルトによるもののようです。

ファインダーは交換式ではないので、当然軍艦部をはずします。

CanonFP-07.jpg

なにも悩むことはありません。ひたすらネジとカニ目を回しましょう。
ホットシューではないので、軍艦部はがばっと外れます。

CanonFP-08.jpg

巻き戻しレバー側にずいぶん無駄なスペースがあります。上位機種に露出計を積んだモデルがあったんでしょうか?

CanonFP-09.jpg

プリズム抑えのネジはゆるみ止めで固めてあるので、除去してからはずします。
プリズムのスクリーン側が全体的に曇っていて、一部カビが薄く覆っていましたが清掃で跡無く清掃可能でした。

CanonFP-10.jpg

抑えのモルトが腐食してました。何でこんなところにモルトを使うのやら・・・
これ以上悪くならないようにモルトを除去して、アルミ箔をはさんでおきます。

CanonFP-12.jpg

なんか複雑な巻き戻しクランク部分ですが、ただの感度とフィルムの種類のリマインダーでした・・・

CanonFPは1964年発売。半年前に発売されたFXから外光式露出計を取り去ったもので、内蔵露出計は不要だと考えるプロ写真家のニーズに応えるべく開発された機種でした。広告の謳い文句は「メーターははずされた」だそうです。
あの無駄なスペースは外光式の露出計が収める場所のようで、軍艦部以外はほとんどFXの流用だったのではないかしら。

シャッターは横走り布幕。機械式でスピードは1~1/1000秒です。シャッター音はやや甲高く大きめです。
キヤノンのTTL露出計は翌年のぺリックスが最初のようですね。
マウントはFLマウント。キヤノンのマウントはころころ変わるのでよく分からん・・・

FPと同じ時期のNikonのカメラは、ここらへんかな・・・

CanonFP-14.jpg

スペックは同じですが、造り込みはとてもFにはかないません。

写真のニコマートは1967年発売のFTnなので若干時期がずれていますが、文鎮のように堅牢なFTnと比べて質感もデザイン的にも見るべきところはありません。
当時のキヤノンはとてもじゃないけれどニコンにはかなわなかったんだなと納得。

CanonFP-15.jpg

いずれにせよ、当時のNikonとCanonの技術力の差がはっきりとでてますね。
でも、まあその儚げなところが母性(父性?)をくすぐりますな?
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category: 一眼 Canon FD system

Posted on 2010/11/03 Wed. 17:30 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 6

 

gelto rollei 80S 2010.10-02 

GELTO modelII Grimmel Anastigmat 5cm f/3.5 Rollei80S

フィルムのほうには4×4と4×7用の数字しか印刷してありませんでした。このカメラ、ベスト半載判なので、赤窓で巻き上げてたら4×7の数字を見ていたようで、8枚しか撮れませんでした。

なので現像したフィルムはこんな感じ・・・ フィルム半分無駄になっちゃった・・・

1-4 gelto

もっと古いゲルトは赤窓が左右2つあって、交互に窓に数字が出るように巻き上げると16枚撮れていたみたい。このゲルトには赤窓が1つしか無くこのままだと半分しか撮れないので、とりあえず裏紙に追加で数字はふってみましたが、ブローニーから切り出すときは裏紙を巻き変えないといけないなあ・・・

圧版には2つ赤窓が開いてるんですがね・・・
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category: ベスト判

Posted on 2010/11/02 Tue. 11:06 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 3

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