銀塩カメラの日々と由無し事 

徒然なるままに日暮PCに向かいて心に浮かびゆく銀塩カメラの由無し事をそこはかとなく書きつくるブログです。

夕暮れ  VQ1005 

夕方の光が好きです。でも光を読むのが難しい時間帯です。

IMG_0023.jpg   IMG_0025.jpg

でもVQ1005ならどんな写真が取れてもOKです。
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category: デジ VistaQuest

Posted on 2008/09/25 Thu. 23:46 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

スクエアフォーマットの憂鬱 

普通の写真をトリミングしてましかくにすることもできるんだけど、フレーミングの段階でましかくだと
なんか気分が違います。
img75.jpg   img74.jpg

エプソンのGT-X750というフラットヘッドスキャナでフィルムをスキャンしているのですが、35mmのネガでスキャンするとスクエアフォーマットを認識せず135判のままで切られてしまいます。

img058.jpg

時々24mmスクエアで画像を認識するので始末が悪い・・・
一番上の2枚はなぜかスクエアで認識された画像なのですが・・・
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category: ラピッド FujicaRapidS

Posted on 2008/09/23 Tue. 11:59 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 3

フジカラピッド 

先日どさくさにまぎれて手に入れてしまったフジカラピッドSです。
IMG_0396.jpg
諸元です:
国産初のラピッドシステムカメラ(24×24mmのスクエアフォーマット)
発売年:1965年
レンズ:1群1枚 40mm/F11 無銘レンズです
サイズ:112×65×49mm
シャッター:機械式1枚羽ギロチンシャッター 1/30・1/125秒(鏡胴に各々曇りマークと晴れマーク)
重量:240g
露出計・電池:なし
当時価格:4500円

二重露光防止機能がバカになっていましたが、軍艦部をあけて固着していたアームを清掃注油して改善しました。しかしレンズの汚れが気になります。急いでフィルムの準備です。

このカメラは今は亡きラピッドシステムというシステムを採用しているので、ラピッドフィルムを自分で作成しなければなりません。とは言うもののさほど大変ではなく、パトローネに35mmフィルムを暗室で入れていけばいいのです。スプールが存在しない構造上12枚分しか入らないようになっています。
このカメラは24mmのスクエアフォーマットなので(だから面白そうで手に入れたのですが・・・)16枚撮れるようになっています。
IMG_0393.jpg
パトローネが1つしか入っていなかったので、ペンティIIのものを流用しています。

実はフィルムをパトローネに入れていくのは思ったよりも難しく、12枚撮りのフィルムがあったのでトライしたのですが2/3くらいしか入りませんでした。
前出ですが、現像受付のお姉さんにパトローネを散々不思議がられたあげく、フィルム送りのトラブルで1枚も撮れていませんでした。

そこで今回再チャレンジです。
前回がうそのように、フィルムは全部パトローネに収まりました。
現像受付のお姉さんには覚えられていました。35mmのスクエアフォーマットだとは思っていなかったらしく、とても感動されてしまいました。

img054.jpgフジフィルム業務用 ISO100 f=11 1/125

どこにピントがあっているのかよく分からない写真ですが、トイカメラと思ってみれば順光ならOKです。

img047.jpgフジフィルム業務用 ISO100 f=11 1/125

フレアがあるのはレンズの汚れのせいかしら。


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category: ラピッド FujicaRapidS

Posted on 2008/09/21 Sun. 21:14 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

Mamiya 16 レストア 

マミヤスーパー16のレストアです。
不具合箇所はシャッターが最速の1/200でしか切れないところです。

このカメラはネット上ではレストアの報告がまったくなく、しかも非常に小さくて精密そうなカメラなので、レストアは非常に難しいという印象を持ちますが、実は分解は比較的簡単で近年のカメラのような隠しねじや逆ねじ、凝った機構はまったくありません。

まずトップカバー(カメラの銘が入っているところです)を外します。
目で見える3つのねじをはずせば簡単に外れます。
IMG_0385.jpg
下の写真の階層に到達するには、上写真の左右にあるマイナスねじ2本を外し、上写真左側の絞りレバーとシャッタースピードレバーを友締めしてるねじを外せばOKです。右の巻き上げギアは穴にはまっているだけなので持ち上げれば簡単に外れます。絞りは2つのひし形の切り抜きの重なりをずらすことで変えています。はじめてみた構造です。
IMG_0374.jpg
レンズシャッターのカメラなどは、ピントは無限遠、絞りは開放、シャッタースピードもどこかにあわせてから分解すると後でくみ上げるのが簡単ですが、このカメラに限っては、ピントレバーは、レンズを外さない限りピントが狂うことはありません、シャッタースピードレバーは切り欠きがはまるところがあるので適当でかまいませんし、絞りも、絞りレバーを絞りに連動したアームに引っ掛けるだけなので適当な位置でかまいません。なので第2階層は何も考えずに外してしまって大丈夫です。

レンズ側の前カバー、フィルム室内の裏カバー(フィルム室にあるねじを外して)を取り外します。
コピー ~ IMG_0358黄色い矢印のねじ

全部ばらばら・・・
IMG_0376.jpg

シャッターをチャージしたり切ったりしながら、各部の動きを見ていましたが、1/200で切れるシャッターをレンズ右側にあるスローガバナーで遅くしているようです。
1/200でしかシャッターが切れないのは、スローガバナーが錆などで固着して動きが渋くなっているからのようです。ジッポのオイルで洗浄したところガバナーが復活し、大体各シャッタースピードで切れるようになりました。
手芸店で買ってきたミシン油をジッポオイルで薄めたものを注してレストア終了です。
ちなみに買ってきたオイルの裏には、[用途] ミシン、電気機器 ・・・ 子供玩具、猟銃!?

早速実写したいところですが、フィルム切り出しと自家現像の算段をつけなくては・・・
しばらくカメラの増殖が阻止できそうです。
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category: 16mm Mamiya16

Posted on 2008/09/16 Tue. 23:48 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

Mamiya 16 

先日も書きましたが、異型フォーマットの一環としてMamiya Super 16を手に入れました。購入先はもちろんヤフオクです。
きれいな個体で、予想よりはるかに重量感のあるカメラです。すっかり気に入ってしまいました。IMG_0355.jpg
購入時にネックになるフィルムカードリッジももちろん入っています。
IMG_0358.jpg
金属製の立派なマガジンです。ただの使い捨てマガジンとは違います。

大きさの比較です。
いつものPenとの比較です。
IMG_0353.jpgだいぶ小さいのがわかります。

VistaQuest VQ1005との比較です。
IMG_0346.jpgさすがにVQ1005よりは大きいですね。

マミヤの16mmカメラについて書いておきましょう。全部で7機種が発売されました。

16mmカメラのはじまりはマミヤ16(昭和24年)です。
レンズはキュート・アナスチグマット 25mmF3.5 (3群3枚)
ファインダー: 透視枠式 焦点調節: 固定焦点式 (近距離7フィートから∞まで)
シャッター: 金属1枚羽根式 ボディレリーズ
           ギロチンシャッター B・1/25・1/50・1/100秒
ギアによるフィルム巻き止め式、二重撮影防止 シャッターはフィルム巻き上げで自動セット、セルフコッキング式 二重露出防止、カウンター自動復元
サイズ・重量: 64×28×42mm・170g

次に出たのが我らがマミヤスーパー16。昭和26年です。
レンズはコーテッド・キュート25mmF3.5(3群3枚) マゼンタコーティング
ファインダー: 透視枠式 視度補正付
焦点調節: 目測、回転ヘリコイド式 (近距離0.3mから∞まで)
シャッター: 同じくギロチンシャッター 機械制御 B・1/2~1/200秒(8段階) フラッシュ・シンクロ
ギアによるフィルム巻き止め式、二重撮影防止 フィルム巻き上げで自動セット、セルフコッキング式,
、カウンター自動復元がなぜかなくなっています。
サイズ・重量: 64×30×44mm・176g

マミヤ スーパー16 ?型(昭和32年)
マミヤスーパー16にフィルム送り識別装置がついた。実物を見たことがないので違いがよくわかりませんが・・・
マミヤ スーパー16 ?型(昭和33年)
距離目盛りの○印に合わせると固定焦点式として使用できる。
専用ガンの他に市販のガンも使えるようになった。 フィルム装填表示板が付いた。
フィルム・インジケーターが付いた。 絞り目盛りが細かく刻まれた。

マミヤ16オートマット(昭和34年)
マミヤ・セコール 25mmF2.8 (3群3枚) 
内蔵の電気露出計と絞り目盛りが連動。(追針式セレン露出計)
サイズ・重量: 104×32×48mm・273gと16mmの意義が薄れています。初めてのセコールレンズ搭載機です。

マミヤ16デラックス(昭和36年)
レンズ: マミヤ・セコール 25mmF2.8 (3群3枚)
ファインダー: 逆ガリレオ式 倍率0.55 パララックス自動修正装置付
シャッター: 金属1枚羽根式 ボディレリーズ
シャッタースピード: 機械制御 B・1/5~1/200秒(7段階)
フラッシュ・シンクロ装着(F接点)
巻き上げ: ギアによるフィルム巻き止め式、二重撮影防止、フィルムカウンター順算式、復元装置付、シャッターはフィルム巻き上げで自動セット、 セルフコッキング式
サイズ・重量: 99×33×50mm・248g 露出計は搭載されていません。見た目は110カメラのようにおしゃれな感じであまり金属カメラっぽくありません。私は惹かれませんでした。

マミヤ16EEデラックス(昭和37年)
レンズ: マミヤ・セコール 25mmF2.8 (3群3枚)
シャッター: 金属1枚羽根式   ボディレリーズ
シャッタースピード: 機械制御 B1/5~1/200秒(7段階) フラッシュ・シンクロ装着(F接点)
露出計: セレン露出計内蔵EE自動絞り
(フィルム感度100で撮影範囲EV10.5~15.5  測定可能範囲EV7~17)、手動操作可能
巻き上げ: ギアによるフィルム巻き止め式、二重撮影防止、フィルムカウンター順算式、復元装置付
シャッターはフィルム巻き上げで自動セット、セルフコッキング式
サイズ・重量: 114X34X54mm・390g なんかもういいや。

その後16mmフォーマットは110版に駆逐されていくのでした。

私の印象ですが、オートマット以降のモデルはサイズ的に16mmの存在意義が分かりません。
露出計の寿命や大きさ・デザインを考えるとマミヤスーパー16 I型~III型がおすすめです。

とってもいいものを手に入れました。到着日は仕事が遅くて堪能できなかったので、翌日職場にもって行き、休み時間に独りになったときを見計らって、空シャッターをパシャパシャ切っていましたが・・・
どうもシャッターがすべて最速1/200で切れているようです。シャッタースピード固定でも使えないことはありませんが・・・50年以上前のカメラだからしょうがないんだけど・・・でもがっかりです。

このすばらしいカメラを歴史の闇(?)に消してしまうわけにはまいりません。
というわけでレストア開始です。
が、これがまた過去のフォーマットということもあり、とにかく資料がない。もちろんレストアの報告なんてどこにもありません。しかもおとにゃんはレストア初心者です。
でもこのすばらしいカメラのためにがんばってしまうのです!

つづく・・・(誰かつづきを待っててくれてるのかしら・・・)





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category: 16mm Mamiya16

Posted on 2008/09/15 Mon. 22:11 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

復刻 カメラ修理のABC 

クラシックカメラのレストア業界で有名なBuckerさんのメルマガによると、カメラ修理が気になっている人なら誰でも知ってる(?)「カメラ修理のABC 中 一訓著)ですが、朝日ソノラマが消滅して再版が絶望視されていましたが、とうとう復刻されることになったそうです!

復刊ドットコムから復刻される「カメラ修理のABC 増補版」 です。いままで古書でウン万円もしていましたが、10月上旬以降にまともな価格で購入できそうです。もっとも3,360円(税込み)が安いかはその人の価値観ですが・・・

実はカメラメカニズム教室、やさしいカメラ修理教室、レンズシャッターカメラ修理教室など朝日ソノラマのカメラ本はいろいろと持っていますがあまり修理に役立った記憶がありません。

さらにこの本を買ったからといってカメラの修理ができるようになるかどうかはわかりませんが、とりあえず私は早速注文してしまいました。

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category: カメラ

Posted on 2008/09/14 Sun. 14:49 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

異形フォーマットへのお誘い 

最近、135版、120版以外のフォーマットのカメラが増えてきてしまいました.

たとえば・・・

AnscoflexII・・・620フォーマット

PentiII、Fujica rapid S・・・rapid film

Mamiya super 16、Minolta 16 P・・・16mmフィルム使用

 

AnscoflexIIは以前紹介したので置いておくとして・・・

まず、ラピッドカメラ2台です.

ラピッドシステムはフィルム自体は35mmと同じなので、カートリッジにフィルムを詰め替えればいいだけなのですが、フィルム自体が35mmで12枚分しか入らず、そのため枚数が撮れません.

 Pentacon Penti IIです.

penti2 2

宝石箱のようなハーフカメラとして有名ですが、このカメラもラピッドフィルムを使います.もちろん撮れる枚数は12枚の倍の24枚です.ラピッドシステムの欠点である撮影枚数の少なさを補うにはハーフはいいのですが、それでも普通のカメラの24枚撮りと同じ枚数しか撮れません・・・

penti2 3  有名なプランジャー巻上げ

多分内蔵セレン露出計と関係があるのでしょうが、鏡胴の下に書いてある15,18,21の意味がわかりません.誰か教えてください.


Fujica Rapid Sです.40mm f11 シャッタースピード1/30(曇りマーク)、1/125(晴れマーク)の二速しかありません.写るんですに毛が生えた程度のトイカメラです.なんと単玉です.

S2という露出計付の上記機種があります.

このカメラのすごいところはスクエアフォーマットで写真が撮れるところです.が、所詮12枚撮りフィルムなので16枚までしかフィルムカウンターがありません・・・ ジャンクで入手し、多重露光防止機能がバカになっていたのと、レンズ裏側の汚れがありました.前者はアームが固着していただけなのでベンジンで清掃して解決しましたが、後者はレンズと絞りが一体化しておりf11の穴からレンズの裏側の掃除が困難なのでそのままにしてあります.写りが気になるところなので早速フィルムを詰め替えて試写に出かけたのですが・・・

 

フィルム詰め替えがうまくいかったようで、フィルム送りがされず1枚も取れていませんでした.原因はフィルムの端を、切って整えたのがいけなかったようです.

カメラ屋では現像に出すときに散々気味悪がられた挙句(ラピッドの解説をしてきました)、パトローネにフィルムの切れ端しか入っていなかったので、気の毒に思われたのか今回だけは無料にしてくれました.

次もっていったときは、もっと変な目で見られるのかなあ・・・        

早く試写したいんだけど恥ずかしいなあ・・・

というわけでその後のラピッド試写計画は頓挫中です.

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category: カメラ

Posted on 2008/09/10 Wed. 10:40 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 0

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