銀塩カメラの日々と由無し事 

徒然なるままに日暮PCに向かいて心に浮かびゆく銀塩カメラの由無し事をそこはかとなく書きつくるブログです。

 

2013.03 mamiya6 KodakEktar-09_R

Mamiya6/D.Zuiko F.C. 1:3.5 f=7.5cm/Kodak Ektar 100

ピントOK、光線漏れなしのようです。
巻き止め修理前なので、一部で駒カブりがありましたが、まずまず良好のようです。

Zuikoらしいあっさり系ですね。これは運用機会が増えそうです。
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category: 中判 Mamiya6

Posted on 2013/03/26 Tue. 21:51 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

Mamiya6 レストア 

マミヤ6を譲って頂きました。
他のカメラがメインだったので、おまけです。

おまけなので、いろいろ不具合があって・・・

1.レンズが白内障を患っています。
2.ファインダーが真っ白で、距離計でのピント合わせができません。
3.フィルム自動巻き上げが稼働していません。
4.裏蓋の貼り革が剥がれて、赤窓がバラバラです。

kanさんからレンズユニットを頂きました。
早速レストアです。

R0014837_R.jpg

もとのマミヤ6のシャッターはSeikosha-Rapid、kanさんから頂いたのがRectus。Seikosha-Rapidの方が最高で1/500まであるので、高級な気がします。
ユニットごと交換する手もあったのですが、レンズ銘は全く一緒でシリアル番号も結構近いのでレンズだけの交換もありかと考え、レンズだけ交換してみました。

R0014840_R.jpg

元のレンズ後玉はカビ跡か曇りか・・・ 結構重症です。前群もカビ跡があっていい状態ではありません。

で、前群・後群のレンズを全部リプレイスしたのですが、無限が手前で出るようになってしまいました。

R0014842_R.jpg

紙でつくったスペーサー8枚でレンズユニットを前に出して、無限が距離計と合うように調整しました。

R0014844_R.jpg

赤窓の枠はネジ止めはされておらず、接着剤で固定してあるだけだったので、同じように接着しました。

R0014847_R.jpg

裏蓋の貼り革は真っ二つだったのですが、欠損が殆ど無かったので、綺麗に修繕することができました。
赤窓はありますが、赤窓で一枚目を出した後はセミオートマットです。

ファインダーの汚れと巻き止め不良は軍艦部を外さないと修理出来ません。

R0014853_R.jpg

巻き上げノブを外せば、簡単に外せます。

R0014865_R.jpg

古い距離計にありがちな、立派な構造物です。

R0014864_R.jpg

汚れていたのは接眼レンズと前面レンズだったので清掃しました。二重像がバッチリ回復しました。

R0014866_R.jpg

距離計の左右ズレはここらへんで調整するのですが、幸い距離計の狂いはないようです。

今回、一番困ったのは、自動巻き止めが効いたり効かなかったりのトラブルでした。

R0014869_R.jpg

巻き上げノブの下辺りです。
ギアがたくさんあって、よくわからない・・・w

このマミヤ6はデュアルフォーマットで645と66の撮影ができます。しかも一枚目赤窓のセミオートマットを実現するために、セミ判と66判で切り替えが必要です。

このカメラは、上二枚がセミ判用、下二枚が66用となっていて・・・

R0014907_R.jpg

切り替えレバーにより、ラチェットの爪が上下に移動してフォーマットが切り替わります。

R0014930_R.jpg

上がセミ判です。これは1枚目の位置です。
1枚目の位置ではいくらでも巻き上げノブが回るので、赤窓で1枚めに合わせるまでフィルムを巻き上げることができます。

R0014931_R_20130317000525.jpg

普段は二枚のギアの切欠きはズレているのですが・・・
赤矢印の方向に右下の巻止め爪の力がかかるので、下のギアの動きが阻害されると・・・

R0014929_R.jpg

両方のギアの切欠きが揃って、巻止め爪が落ち込むことで、巻き止めされます。

今回は、ギアの動きと巻止め爪の動きが鈍くて切欠きが少しずれたり、巻止め爪が右に行ったきり帰って来なかったりと言った感じだったので、ベンジン洗浄・注油で解決しました。

巻止めの機構を理解するのに、重い巻き上げノブを何度も回していたら左親指の腹が真っ赤になってしまいました・・・ が、整備後は巻き上げにトルクがあまり要らなくなりました。

R0014860_R.jpg

巻き上がった状態でシャッターを切ると、ファインダー内に赤い指標が飛び出して、撮影終了を警告します。
巻き止め解除レバーを左に動かすと指標が引っ込み、巻き上げも出来るようになります。

R0014912_R.jpg

撮影終了指標です。

R0014902_R.jpg

長年のゴミを清掃して、水性ウレタンニスでお化粧です。

R0014903_R.jpg

蛇腹は傷んでいましたが、光線漏れはないようです。水性ウレタンニスで補強です。
ちなみにマミヤ6は、戦前から生産されていて、いろいろな型があるのですが、これはマミヤ6 V型のようです。

R0014909_R.jpg

セミ判にするときは、フィルム室内のマスクを変更して、切り替えレバーを16枚撮りに替えます。

R0014913_R.jpg


ファインダーのマスクは前のレバーで替えます。ここは連動してませんが、ファインダーマスクは切り替えてもあまり見え方に変化がない・・・w


R0014920_R.jpg

有名な話ですが、マミヤ6はバックフォーカシングなので、圧板は裏蓋には付いていません。

R0014916_R.jpg

サムフォーカシングは意外と便利・・・

R0014915_R.jpg

遮光のための毛糸やモルトは貼ってあった形跡すらありません。
現在、ピントチェックも兼ねて試運転中です。
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Posted on 2013/03/18 Mon. 00:10 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

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