銀塩カメラの日々と由無し事 

徒然なるままに日暮PCに向かいて心に浮かびゆく銀塩カメラの由無し事をそこはかとなく書きつくるブログです。

ボックスカメラを拾ってきた 

この前、松屋の中古カメラ市でカメラをゲットしてきました
こういうところでカメラを買ったのは初めてです、1000円だったけど

P1010258_R.jpg

レンズ汚れとシャッター切れているふりして切れないジャンク
Kodak SIX-20 popular brownieという1936年頃のイギリス製ボックスカメラです

シャッターは一枚のリーフシャッター
本当は分解したかったのですが、貼り革をすべて剥がさないと分解できなそうで、革を剥がすともとに戻せなさそうだったので、手抜き
ベンジンで粘り強く掃除していたら切れるようになりました

P1010251_R.jpg

シャッターはエバーレディーシャッターだと思う
シャッタースピードはI(インスタント)とT(タイム)だけ、絞りは調整できません
インスタントは1/60くらいかしら
絞りは8 or 11くらい?

レンズは単玉のメニスカスレンズなのでTに合わせてシャッターを開きっぱなしにするとレンズの裏側を掃除することが出来ます

P1010253_R.jpg

フィルム室
6×9のようです

P1010259_R.jpg

このカメラ、中は木製のようです

P1010249_R.jpg

注意書き、コダック620判のフィルムを使うカメラです
こんな注意書きするくらいなら、いろんなフォーマット作らなければよかったのに・・・

ちなみに620判フィルムですが・・・

P1010241_R.jpg

左が120判スプール、右が620判スプール
横から見たところです

フィルム自体の幅は同じなのですが、ツバの厚みがちがうため、スプールの幅がだいぶ違います
このカメラに120スプールを入れると、固くてフィルム巻き上げが出来ません

なので、ツバを削って厚さを薄く揃えます
しかし、高さを合わせただけでは巻き上げが出来ませんでした

P1010236_R.jpg

巻き上げ側に620判のスプールを入れるとこんな感じ

P1010237_R.jpg

120判を改造したスプールはこんな感じで、中心がズレている

P1010239_R.jpg

左が120判スプール、右が620判スプール
上から見たところです

実はツバの外周も120判の方が620判よりも大きいようで、外周も少し削ります

P1010235_R.jpg

ピッタリです!
実はウチに620判のスプールはなぜか3本あり、開けていない620判フィルムも一箱あるのですがね・・・

このカメラの事が知りたくていろいろ調べた所、Kodak SIX-20 popular brownieの取説をアップしているHPは見つけたのですが、スペックは全く記載がないですね
カメラによっては、絞りが2種類選べたりシャッタースピードが2速だったりクローズアップレンズが内蔵されていたりするみたいですが、このカメラは単速で、絞りも一つのようで、クローズアップレンズはないようです(アタッチメントは付いていたようですが)

120判フィルムからの巻き換えはそれほど難しいものではありませんが、ネットでググった作例は結構アレだったので、試写するかどうか悩ましいところですね(笑
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Posted on 2018/03/12 Mon. 23:33 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

カラー自家現像にトライする 

モノクロの現像は2010年から始めていましたが、カラー現像は温度管理が難しいと聞いていたので、手を出すのを控えていました
当時は、ナニワカラーキットなど簡便なカラーネガ現像キットもあったのですが、どんどんカラー現像を取り巻く環境は悪くなり・・・

そんな中、今更ですが、いろんなフォーマットのフィルムをカラー現像したいと思ったので自家カラーネガ現像を導入しました

P_20171013_222704~2_R

とうとう薬剤が届きました!
オリエンタルカラーのC-41同等品です

P_20171013_222725_R.jpg

って、でかっ!

IMG_1330_R.jpg

一回購入すると、なかなか使い終わらない、という話でしたが、この量だと確かに・・・

P_20171015_103836_R.jpg

そういえば先日、カラーネガを一本撮影していたので、それでカラー現像のテストをしてみましょう

現像のレシピはweb上でいろいろな条件を総合して、以下のようにしてみました

■薬品の準備
オリエンタルカラー CNL-1R (C-41 RA) 発色現像補充液
-ネットでのレシピでは3液の物もあるみたいですが、今回手に入れたのは2液でした
オリエンタルカラー CNL-2R (C-41 RA) 漂白補充液
-ネットでは漂白定着液という、簡単な物もありましたがkanさんのアドバイスで別々にすることにしました
-上記2つは補充液なので、スターターを加えて現像する人が多いみたいですが、これもkanさんのアドバイスで補充液だけで現像することにしました

・発色現像液 CNL-N1R
A液とB液を水に溶かしておく
35mm判1本 250mL
水 200mL、A液 25mL、B液 25mL
120判1本 400mL
水 320mL、A液 40mL、B液 40mL
35mm判2本 450mL
水 360mL、A液 45mL、B液 45mL

・漂白液 CNL-N2R
原液のまま使用。エアレーションするとかなりの期間再利用可能
-漂白時の転倒混和でエアレーションになるみたい

・定着液
モノクロと同じ

■現像方法
発色現像5分30秒 → 水洗1分 → 漂白2分 → 水洗1分 → 定着10分 → 水洗10分
・発色現像
30℃、5分30秒。
最初の30秒連続して攪拌。
その後、1分ごとに5秒ずつ攪拌
-温度は30℃ぴったりで管理するのはかなり大変。上がり過ぎなければ良いかもしれない
-本来は自動現像機では37.8℃で3分15秒らしいが、時間が短いと少しの時間の違いで結果が大きく変わる事と、更に高い温度だと温度管理がより難しい
・水洗
発色現像液を、使いまわす漂白液に持ち込まないように1分間撹拌水洗。
・漂白
2分間連続して攪拌
・水洗
定着液に漂白液を持ち込まないように水洗
-漂白液の色が濃いので、定着液に色がつかないように明室で流水でじゃぶじゃぶ洗ったほうが良いし1分以上でも良い
-定着液に少し緑い色(漂白液の持ち込み)が残っても使いまわしできるようだが、気持ちが良くないかな
・定着
モノクロの定着と同じく、最初の1分は連続して攪拌。その後1分おき5秒攪拌、定着10分
-定着以降はモノクロと全く同じ

・水洗
10分間流水で水洗

P_20171015_114523_R.jpg

あ、結構いい感じに現像出来たっぽい

IMG_1331_R.jpg

実はスキャンもしたのですが、ネタを引っ張るためにそれは後日
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Posted on 2017/10/16 Mon. 00:15 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

Kodak DC260とは 

新宿のレモン社のジャンク箱を漁っていたら、なんか立派なセットを発見(CFカードは自前です)

DC260 01_R

Kodak DC260 Zoomって書いてあります

DC260 02_R

メディアはCFカードでしょうか

DC260 03_R

うれしい単三電池駆動

いろいろ調べてみると、駆動時間は恐ろしく短いそうなので

DC260 05_R

セットなので、ACアダプターが付いてました

さて、動作確認です

DC260 06_R

最初は挙動がおかしかったんですが、なんとか起動に成功

まず、日時設定画面が出ました
1998年です

DC260 07_R

メニューはカラフルでかわいいんですが、設定できる内容はそれほど無いみたいです

DC260 04_R

古いデジカメにはみんな付いてました。光学ファインダー

DC260 08_R

レンズはEktanarと立派な銘が入っています
おそらく35mm換算38-115mm f3.0-4.7の3倍ズーム

DC260 09_R

いまでこそ、どのメーカーのデジカメでもアイコンはだいたい同じだし、操作系も一般的なところは似たり寄ったりですが・・・

なんか、個性的な操作系・・・

DC260 10_R

当時は10万円を超える、ハイエンドデジカメだったようですが・・・
今は300円・・・

レモン社のおじさんも、動くかどうかわからないよ、動いても書き込みができるかわからないしね、当時のデジカメだから全く実用にならないよ、と・・・
良いんです。カメラ変態ですから・・・

で、電源は入るしCFカードに書き込みもできるのですが、PCで画像が読み込めません

当時は1GBの記録媒体なんてなかったろうから、CFカードが対応していないんだと思うんだが、KodakのHPにも容量の事はなにも書いてない(カメラ自体のHPはまだ残っている)
昔はCFカードも色々持っていたんだけど、どこかに行っちゃったし・・・

ちなみに、PC watchの紹介記事によると・・・
「パーソナル機で初めての160万画素(有効画素数159万画素)モデル。しかも、3倍ズームを搭載しており、さらにデジタルカメラ用OSである「Digita」を採用した最初の市販モデルとなる」
「CCDは1/2インチの原色系正方画素の160万画素タイプ。しかも、有効画素数でも1,536×1,024ピクセル(約157万画素)、かなりの高画素モデルといえる」

と、相当ハイスペックなカメラだったようです

ネット上では、DigitaOSのプログラミングの情報もあるみたいで、いろいろカスタマイズできたみたいですが、おとにゃんにはその知識はないし、そもそも現役で使えるカメラではないので、ね


さて、CFカードどうしようか、と思っていましたが・・・

ちょうどTwitterでカズさん@kazz045が小容量CFカードを沢山お持ちとのことで、分けていただきました

P0002258.jpg

やっぱり、1GBは対応していなかったようで、8MBは大丈夫でした
上のCFの写真はDC260のファーストショットです

DC260 11_R

あれっ?
日本製だったんだ・・・

普通に使えるんだけど、このカメラどうしよう・・・
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Posted on 2017/08/25 Fri. 22:25 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 4

ルビテル試写 

ピント調整したので、確認のため臨時出勤の帰りにぶらぶら

201708 lubitel166 Tmax100 07_R

なにせピーカンだったので、シャッタースピード1/250で絞りは8か11とかなり絞って撮影

201708 lubitel166 Tmax100 01_R

もともと絞り気味で撮影する前提のカメラなので、ピント的にはこんなもんで良いのではないかしら

で、各写真の上の方に光線漏れが結構目立つ

各部を見てみたが、レンズボード周り(レンズボードじゃないけど)に光線漏れはなし
フィルム室はサイドは前所有者がモルト代わりに毛糸で遮光していたようだが、なぜかピントフード側(上)とヒンジ側(下)は遮光なしなので、そこからの光線漏れではなかろうか
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Posted on 2017/08/07 Mon. 13:58 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

Lubitel166Bの整備 

久しぶりにカメラのボディが増えた

lubitel 01_R

ずっと昔から、機会があれば使ってみたいと思っていたソ連のカメラ
昔は高かったんだけど、カメラのムックと同じくらいの値段だったので、ちょっと試してみるつもりで購入

lubitel 02_R

有名なスメナ8MのレンズはT-43だったが、これはT-22
レンズ周りも同じような意匠

lubitel 03_R

シャッターチャージ後のレンズ周り
左からシャッターチャージレバー、シャッターレリーズレバー、シンクロ接点、絞り設定レバー、シャッタスピード設定レバー
シャッターチャージ後のチャージレバーとレリーズレバーが近すぎてシャッターレリーズがやりにくい・・・

lubitel 03_1_R

ピント合わせは古いリコーフレックスと同じで、歯車式
シャッタースピードは最速1/250まであるので意外に使える。遅い方は1/15までで、普段使いではこれで十分

ルビテルシリーズの晩期のものは、共産主義末期のため組み立て精度が悪いとの評判があるので、念のためテイクレンズでピントが出ているか確認してみたんだが、無限遠どころか、そもそもどこにもピントが合わなかった

ヘリコイド一周以上ズレているという・・・

lubitel 12_R

距離指標はビューレンズの方にあるが、どういうわけか、1.4、2、2.8、4、5.6、8、11・・・と絞り値みたい

ビューレンズの方は距離が合っているみたい。テイクレンズの方に距離指標があると良かったんだが・・・

lubitel 04_R

レンズが汚くて、シャッターもオイル切れでギスギスしていたので、バラすことにする
テイクレンズのユニットはどこにも連携がないので、フィルム室側のネジ4本を外すと・・・

lubitel 05_R

ボロっと外れる

lubitel 07_R

ピントは前玉回転式
ストッパーが無くグリスも緩かったので、くるくる回すと簡単に外れてしまう

ピントが合ってたら、いらないピント合わせをやり直さなければならなかったが、どうせピントがメチャクチャなので、全然気にしない

lubitel 08_R

レンズの汚れは前玉の裏だったので、ついでに清掃

lubitel 09_R

レンズシャッターにありがちな構造なので、どんどんバラす
上の方の切欠きが調速を担っている

lubitel 10_R

シャッタースピード関連の上の方のギアと、右下のセルフタイマーを洗浄しておく

lubitel 11_R

ファインダーも汚くて、清掃した
分厚いコンデンサレンズが入っているのでものすごく明るいのだが、ピント合わせは真ん中のすりガラスでしかできない

清掃したがピントの山がわかりづらいし、ちょっと斜めから見るとすぐに周りがケラれるし、どこまでが写るのかさっぱりわからない

で、テイクレンズのピントはルーペで無限遠と5.6m、2mでだいたい合うように調整して、試写に行ってきましたとさ

試写は次回
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Posted on 2017/08/06 Sun. 23:43 [edit]  /  trackback: 0  /  comment: 2

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